山里の無住寺に新住職 高野山から横山さん 四国中央・安楽寺寺の山門には、新たな住職の筆による寺名が掲げられていた。愛媛県四国中央市の山間部、新宮町上山にある安楽寺。前住職の入院などで20年間近く単独の寺務ができず、2015年4月からは住職不在の「無住寺」だった。16年秋、和歌山県の高野山からやって来たのは横山弘明(ぐみょう)さん(65)。住民が少なくなる山里で、何ができるか模索する。