2018年春に計画をはじめ、設計監理契約を結び、伽藍構造の協議を重ね、骨子を決めました。本年3月には工事契約を結びました。

春のお彼岸(花園会総会・春季彼岸総供養)にて浬葉堂新築の事業計画を説明させていただき、同日より本堂内に絵コンテとともに案内を掲示しました。

お盆の「精霊迎え」では伽藍普請の説明や慶讃授戒会の話をさせていただきました。

お盆が終わってから本堂奥にある浬葉堂(納骨堂)のお骨やお位牌の移動を本堂内陣に仮遷座しました。

「水子供養(地蔵盆)」にて、地鎮祭のお勤めをし、その後、解体工事がはじまり、来年(令和2年)夏のお盆に間に合うようにと、エ事が進んでいます。

新たなお堂は本堂とほぼ同じ大きさです。
内部は、ひと棟の中に浬薬堂・地蔵堂・ホールが備わっています。お盆までにお堂を建立し、年末までに渡り廊下を含めての完エを目指します。

新 地蔵堂

勝軍地蔵さまを紀る新地蔵堂では、本堂使用時の法事に、あるいは檀家さまのご葬儀が規模に合わせて使い分けが出来るように、間ロの使い方にエ夫を加えた構造となっています。
当伽藍内部には、夜とぎなどの泊まりも出来易いように、シャワーブースなどがあります。

地蔵堂内部(66畳)のイメージ図

内陣(図の右側)に襖を入れ、間仕切りをした四十ニ畳の部屋の場合のイメージ図

※法事やご葬儀等に利用。外廊の畳を含めると、最大七十五畳の広さにまでなります。
地蔵堂は、間仕切りの出来るスライディングウォールにより、内を四十ニ畳とニ十四畳の部屋に分けることが出来ます。

新 浬架堂

新しい浬架堂はお参りのしやすいように、明るく、お骨棚の高さは従来より低くしています。お預かりのお位牌も数多く和れるようにしています。

浬薬堂内部のイメージ図

浬薬堂玄関のイメージ図

観音堂

新築工事に先立ち、旧地蔵堂(放生池の脇にあるお堂)は、老朽化した観音堂から観音さまや馬頭観音さまを遷座し、観音堂として既に壮麗な雰囲気に替わっております。

観音堂(旧地蔵堂)

観音堂内部

お寺にお参りの際は、どうかお手を合わせて頂ける様、願っております。