白林寺(臨済宗妙心寺派・名古屋市中区)

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白林寺(はくりんじ)は、愛知県名古屋市中区にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は東海山。
尾張徳川家附家老成瀬氏 ゆかりの寺院である。
1625年(寛永2年)夏、尾張藩主徳川義直が妙興寺より蘭叟紹秀を開山に、附家老成瀬正成のために建立した寺院であり、代々成瀬家の菩提所である[1][注 1]。寺領は100石。
1626年(寛永3年)、1814年(文化11年)に自火焼失があるがその都度再建される[2]。 江戸期には歴代皆妙心寺に出世し紫衣地であった[2]。
1945年(昭和20年)、名古屋大空襲により山門と御霊屋を残し焼失したが元の地に再建され、戦災復興土地区画整理事業により墓地は平和公園に移動した。
成瀬正住の墓(平和公園白林寺墓地内、2014年8月)
白林寺墓地山頂に成瀬家墓地があり、巨大な墓碑が聳え立ち圧巻である。 また、尾張柳生家の菩提所でもある。

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